どうも。シュンケンバッカー(@SHUNKENBACKER)です。
突然ですがホットケーキって美味しいですよね。
ふかふかでほんのり甘味があって、シンプルにバターとはちみつをかけても美味しく、ジャムやアイスクリームを添えても美味しい。
そしてたまに無性に食べたくなる。
そんなホットケーキなんだけどいつも焼きムラがあって”ふっくら”とは言えない仕上がり。
まあ味は美味しいけどパッケージ通りの再現が出来ず、たまに沸いたホットケーキ欲が上手く発散できずモヤモヤしている人もいるのでは。
でもホットケーキはコツが分かればパッケージに近いビジュアルで作れるという情報を入手したので今回はそれを試してホットケーキを完全攻略したいと思います。
アレンジは不要。基本的にレシピ通りに作るだけ。
パッケージ通りの分厚くてふわふわなホットケーキを焼く方法ですが特定の材料を足すなどといったアレンジは不要です。
実はパッケージに書かれているレシピを守れば作れるとの事。
しかしこれで作ったとて今まで上手くいった試しがないんだが…。
そこでちょっとしたコツが必要になってきます。
ではそれぞれのコツについて解説しながら作って行きましょう。
材料
- 卵1個
- 牛乳 90g
- ホットケーキミックス 1袋
まずは材料から。材料はたったこれだけ。
改めてみるとこれらだけで最低限美味しさが保証されてるんだから森永の企業努力って凄い。
早速作ってく
作り方は①卵と牛乳とホットケーキミックスを混ぜて②焼くだけです。
簡単ですね。
ではコツについて意識しながら作って行こう。
卵と牛乳は常温に戻す
まず一つ目のコツは作る前の準備の段階から。
使う卵と牛乳は事前に常温に戻しておく必要があるとのこと。
卵と牛乳が冷たすぎるとホットケーキが膨らみにくいんだそう。
それぞれを常温に戻す方法ですが、卵は前日に冷蔵庫から取り出して室温で放置。
当日の場合は取り出して1時間程度放置でOK。
牛乳は使う分量を30分程度で室温放置で常温に戻ります。今回は念を押して卵同様1時間放置しました。
※もし時短したいのなら500wの電子レンジで30~40秒程度、様子を見ながら冷たすぎず熱すぎ無いように温める。
卵はサラサラになるまで混ぜる
2つ目のコツ。
卵は黄身と白身が完全に混ざっててサラサラになった状態まで混ぜます。
目安は泡だて器で底をすくった時、水の様にサラサラしているくらい。
卵がサラサラになったら、そこで牛乳を90g混ぜ入れます。
しっかり計量器を使って分量通り入れていきます。
ちょっとオーバーしちゃったけど2gは誤差ということで目をつむります。
ホットケーキミックスを入れたら混ぜ過ぎない
3つ目のコツはホットケーキミックスを入れたら混ぜ過ぎないということ。
混ぜる回数の目安は20回。「の」の字を書くように手早く混ぜるのがポイントとのこと。
20回くらい混ぜて生地に多少ダマがあっても大丈夫らしい。マジか。
これまでは完璧に混ざるまで泡だて器をブン回してたけどダメだったんだ。
てかダマがあってもOKってレシピに書かれてるやんけ!!!
守ってるようで守ってなかったのか・・・。
生地の感じはボテッと重みのある状態になってればOK。
フライパンは一度強火で熱してから3秒冷まし、ごく弱火にする
4つ目のコツは焼く時のフライパンの温度。
まず強火で1分熱し、その後に濡れた布巾に3秒ほどおいて冷まします。
こうする事でフライパン全体の熱を均一にできるとのこと。
これもレシピ通りかじゃないか・・・。思い返せば冷ます工程、面倒で飛ばしてた事を思い出しました。
ちなみに油を使うと焼きムラが出てしまうためフライパンは油を使わないフッ素加工のフライパンがオススメだそう。
残念ながらフッ素加工のフライパンは持っていないのでテフロン加工のフライパンを使いました。
フライパンをコンロに戻したら火をごく弱火(とろ火?)にします。
焼く時は低い位置から入れて、片面きっちり3分ずつ焼く。
お玉一杯分の生地をすくったらなるべく低めの位置からフライパンに流し込みます。
これはレシピにある「高い位置から落とす」のと違いますね。なるべく衝撃を与えたくないという事なのかな。
生地がボテッしているので落ちずらいですが中心に落とすようにします。
流し込んだら、ごく弱火で片面きっちり3分ずつ焼いていきます。
焼けてくると段々小さい気泡が出てきて側面が乾いてきます。
そこで3分経ったら一気にひっくり返します。
ひっくり返してみたところ・・・。
え!
すっげ。まじか。
ひっくり返したら焼きムラのない最高の焼き色のホットケーキが出現(いや居たけど)。
この時点で感動ものなんだけど。
しかも生地がじわじわと膨らんでる。
ひっくり返すときは”一気に”がポイントっぽい。
こうする事でまっすぐ上に膨らむらしい(どういう原理?)
裏面も3分焼いたら取り出して皿に入れます。火の強さは同じです。
感動しかない。
この調子で2枚目も焼いていきます。コツさえわかればこっちのもんです。
片面3分焼いたのでひっくり返します。
焼き色は1枚目と同様最高の具合。しかしひっくり返すのに失敗しました。
感動によって気持ちが緩んだのか、それとも自信が慢心を生んだのか。
でも誰にだってミスはある、特に最初は。こういう時は自分を許してあげよう。
フライ返しで何とかフライパンの中心へ戻してリカバリーできました。一応何とかなった。
めげずに最後の3枚目を焼きます。これは上手くいきました。
早速2枚目のミスが教訓になりました。
生地が硬めなので最後はヘラでかき集めてなるべくロスの無いようにしました。
完成、実食
二枚目ミスりましたが完成。
全体的に”顧客が本当に必要だったもの”の見た目になりました。
出来立てのホットケーキと来たら、あとはアイスカフェラテを用意してさぁ…。
完璧です。最高の休日を告げる音が鳴った気がしました。
ナイフを入れた感触はふわふわ。これこれ。これだよ求めてたものは。
惜しむらくははちみつの賞味期限が切れててバターのみしか用意できなかったという事。でもホットケーキ本来の甘さとバターの塩気で甘しょっぱくて美味~。
そうだよホットケーキってこういうものだよ。
問題の2枚目ですが微妙に生焼けだったけど食べられない事はなかったのでセーフとしておきます。
意外と見落としていた”普通”の作り方
という事でホットケーキをふわふわで分厚く焼く方法のコツでした。
今までちゃんとレシピ通りに作ってたと思ってたけど意外と見落としてた事があったことに驚きましたね。
”普通”に作ってると思ってもそこには思い込みがあって、そこを直せば当然のように上手くいくんですね。何事も過程は”忠実”が大事。
おさらい
おさらいはこちら。
- 卵と牛乳は常温に戻しておく
- 材料の分量はきっちり計る
- フライパンはまず強火で1分熱して濡れ布巾で3秒冷ます
- 火力はごく弱火で低い位置から生地を入れて片面3分ずつ焼く
- ひっくり返すときは”一気に”勢いよく返す
これで今日からホットケーキマスターだ!
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